THE BRIDGE Lab. vol.3

Lab.について

THE BRIDGEの会員コミュニティ「Lab.」は、トレンド情報や会員間ネットワーキングを提供するプログラムです。2017年から開始した同プログラムでは3カ月ごとに課題解決のテーマを設定し、スタートアップがどのようなテクノロジーを活用して社会の問題を解決しているのか、世界中のトレンドを会員のみなさまに共有することで、新しいアイデアやコラボレーションの機会を創出いたします。

Lab.Vol 3 Theme

食糧危機・フードロス、長時間労働について勉強会を開催し、韓国スタートアップを招いたピッチ・ミートアップの提供をいたしました。

国民全員が毎日1杯のごはんを捨てる国

農林水産省が公表している調査データによると、ざっくり日本国民が1年間に捨てている食べ物の量は621万トン(平成26年度推計)で、その内訳を見ると加工、流通、外食産業といった事業系のところで発生するのが339万トン、一般家庭から出るのが282万トンということらしい。これ以外にも産業廃棄物として発生する膨大な量の食糧もあるが、今回はそこには触れない。

にしても凄い数字だ。同省はもうちょっとわかりやすく「国民一人あたり毎日1杯のごはんを捨ててる」と表現しているが、なんとも心が痛い。この量はグローバルでの食料支援量、320万トンの倍近くというからちょっと想像がつきにくい。今回、この課題について監修・アドバイスをしてくれたプラネットテーブルの菊池紳氏の話によると、金額にして年間約11兆円近くのロスで、米国の13兆円に肉薄する数字なのだという。ここまで数字を並べて理解できることはひとつだ。日本人は食べ物を粗末にしてる。

なぜこんなことが発生してるのだろうか?


労働問題の整理

8月は労働問題をテーマに課題に取り組むスタートアップを調査した。ただ一言で「労働」と括ってもなかなか全体像を把握するのは難しい。政府官邸が主導する「働き方改革実現会議」では労働問題を9つのアジェンダにまとめている。全ての項目はそちらを参照されたいが、長時間労働については「時間外労働の上限規制の在り方など長時間労働の是正」と定義している。いわゆる時間外労働の改善だ。

言わずもがなだが、業種によって「時間外」の概念は異なる。厚生労働省の白書を紐解くと1週間の就業時間が60時間以上の長時間労働者が多い業種は教育、運輸、建設と続いている。例えば宅配などの事業者を抱える物流関連は様々な経済活動と直結しているため24時間365日止まることを許されないし、昨今問題が取りざたされた産婦人科などの医療従事者も生まれてくる側にしてみれば「待った無し」の状態になる。

つまり労働問題をざっくりと紐解くと、働き方改革に関する9つのアジェンダがそれぞれの業界に紐づく形で大きなマトリックスを描くことになる。今回、私たちが調査したのは建設業界の時間外労働についての是正ソリューションとなる。


Startup Alliance Japan Bootcamp Meet-up

9月は特別企画として韓国スタートアップ10社とのミートアップイベントを開催しました。

Partner

プログラムに参加いただいた協賛パートナー企業のみなさま